幌尻岳 2052m
2018年7月25日〜26日
7月25日
林道ゲート4:00 → 取水施設(渡渉開始)7:50 → 幌尻山荘(渡渉終了)9:02 →
幌尻岳11:39 → 幌尻山荘14:50
廃校を活用したとよぬか山荘
(前日の到着時に撮影)
午前3時に山荘をマイクロバスで出発。今日の登山者は9名。
2名は日帰り、私ともう1人は今日中に山頂へ登り幌尻山荘泊り、残り5名は2泊3日の予定で明日登るようだ。
4時にこの林道ゲートを歩きだす。
林道上に今朝したばかりの臭いのする大きな熊の糞があり、みんか固まって歩く。
橋が落ちていたため取水施設から、十数回の渡渉が始まるが、私と組みになった人は運動靴だったためか滑って捻挫する。
小屋までたどり着くが、状態が悪化しヘリコプター救助となった。何でも3日連続のヘリ出動だったとか。
小屋で沢靴から登山靴に履き替える。
この時点で計画書より1時間20分遅れ。
今日中に登っておかないと後がつかえるので、樹林の急坂を目一杯飛ばす。
(この幌尻山荘の写真は翌朝撮ったもの。満員なので各自外で食事を作る。)
尾根筋まで登ると、北カールの向こうに山頂が見えてきた。
ここも飛ばす。
山頂が近くなった。
到着。
焦ったが、何とか遅れを取り戻した。やれやれ。
見渡せば、日高山系のまっただ中、山名は分かりませんが、山また山でした。
再び北カールの外壁を辿って下りていく。
だいぶ下りてきた。この尾根の先の谷底あたりが山荘だろう。
山荘と山頂間で出会ったのは4グループと意外に少なかった。
渡渉や熊もいるので、単独ではなく、皆さんグループで登られているのでしょう。
山荘は予約者で満員。寝床はトイレ前だったが、足を伸ばし合い、それなりに眠られた。
翌朝、11時のバスに間に合うよう、また渡渉を繰り返しもと来た道を帰る。
水量は例年より少ないようで、友人の時は腰まであったそうだ。
この後、次に登る予定のトムラウシ山に向かう。
日本百名山北海道編の第3山目、幌尻岳。