霧 ヶ 峰  1925m
2004年12月2日
1 行程
  八島山荘7:00→物見岩7:52→蝶々深山8:15→車山9:00→観音橋10:15→八島山荘11:05


2 記録

前日に歩いた美ヶ原から続くビーナスラインは、11月
末で閉鎖されていたので、一旦松本まで下り、再び上
がってきた。
八島山荘のスタート地点から、目指す車山(中央の雲
に隠れている所)を見る。
コースは、木道を左に折れ。平たい草原に見える八島
池の縁を右廻りし車山に登る。そこから右側へ下って
、見えている八島池の右の木道を伝って帰ってくる。

スタート地点から、八島池(水溜まりはこんなに小さくな
っている。)の左側を眺める。この草原に見える池の周
囲を歩いていく。
木道の上に霜が降ってよく滑べり、傾斜のある木道の
上は危なくて歩けない。こんな季節に訪れる人はいな
いから、別に支障はないだろう。

物見石付近から車山を眺める。霜柱をグワリグワリと踏
みしめながら歩いていく。冷たい風が頬に気持ちよい。

蝶々深山付近からガスが一瞬晴れた車山を見上げる。

車山山頂。北側からスキーリフトが上がってきており、
もうすぐ多くの人がスキーに来ることだろう。

頂上から下っていく車山肩の方向を見る。霧が涸れ花
に凍り付き白くなっている。

コロの丘付近から八島池(茶色い平地)とスタート地
点を見下ろす。
昨日登った美ヶ原は、右の雲の中だろう。

旧御射山(もとみさやま)遺跡。13世紀の昔、鎌倉武
士たちが、よくもこんな高いところまで登ってきて武を
競い合ったものだ。
枯れ草の上に腰をかけ、今も段差がはっきりと残って
いる見物席をぼんやりと眺めていると、はるか昔から
続く、悠久の時の流れが感じられた。

スタート地点に戻ってきた。ガスが晴れ登ってきた車
山(中央やや右の一番高いところ。)がよく見える。
こんな季節なので誰とも出会わず静かに楽しめたが、
もう少し暖かい時期に、できれば二人で散策するのが、
本来の楽しみ方かもしれない。

日本百名山一覧表

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第371号)」

登山ルートは、赤線で表す。