トムラウシ山 2141m
   2018年7月27日

短縮コース登山口3:41 → トムラウシ山9:33〜10:05 → カムイ天上14:23 →  
短縮コース登山口15:23

日本百名山一覧表

砂利道を20〜30分走り山の中の一軒家、トムラウシ温泉東大雪荘に前日着いた。
今朝3時に I さんと落ち合わせ、ヘットライトを点けてこれまた20分ほど砂利道を走り短縮コース登山口に着く。
今日は長丁場、水とポカリスエットを2.9リットル持って、明るくなったので出発した。
北海道の夜明けは早い。

カムイ天上を過ぎたあたりだろうか遠くに山頂が見えてきた。

コマドリ沢出合からは急登だが、日陰になっているのと雪渓も少し残っていて冷たい風が吹き上げてくるので助かった。
そこを登り詰め前トム平に着く。


【水について】
新しい地図には、コマドリ沢分岐とか南沼キャンプ地に水場の印があるが、要煮沸と書かれている。
キタキツネのエキノコックスにより肝臓障害になるらしい。
実際、幌尻岳で水を飲んでいると、ガイドの人がそう教えてくれ、そのグループの人達は、煮沸したり浄水器を使っていた。
北海道中の山の水がそうなのか分からないが、以降、沢水を飲むこは止めた。

眺めの良い広い尾根を山頂めがけて登っていく。

トムラウシ公園が眼下に広がっている。岩と池塘と草地の絶妙な配置が美しい。

トムラウシ公園から山頂を見上げる。

山頂は右手の奥だろう。

最後の登りがきつい。

登ること6時間、やっと山頂到着。

山頂は双耳峰と言われるように、ゴツゴツとした岩がずっと重っていた。

山頂からの眺め。雲が出てきて大雪山は見えず。
この後下るのだが、何かのはずみに、大阪の中年女性と一緒に下ることになり、初めは順調だったが、コマドリ沢出合を登り返したあたりから足取りが重くなりだす。
熊がいるので放っておけもできず、水を飲むよう勧めてもトイレのことがあるのかほとんど飲まずで、合計12時間弱の歩きとなった。
そう言えば、携帯用トイレブースもなかったようです。
暑かったし疲れました。


この後、次の予定の雌阿寒岳に向かう。

日本百名山北海道編の第4山目、トムラウシ山。