霧 島 山 1700m 2009年10月16日 |
行程 えびの高原登山口(7:45) → 韓国岳(9:10〜9:39) → 獅子戸岳(11:06) → 新燃岳 (11:50〜12:40) → 中岳13:05 → 高千穂河原(14:09) |
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平20業使、第350号)」
登山ルートを赤線で
示す。
早朝のえびの高原登山口に着く。
標高1250m、山の端に朝陽が遮られ肌
寒く防寒着を着て出発する。
登るとすぐに、かすかに硫黄の臭いのす
る硫黄山に着く。
少し登った所から硫黄山を振り返る。
右に見えるのは甑(こしき)岳。
快晴無風。陽が差し暖かくなった六合目
に着く。
地元登山者の説明によると、遠くに噴煙
を上げているのが桜島で、左隣にあると
いう昨日登った開聞岳は噴煙に隠れて
今日は見えない。
頂上近くまで登ると、青い水を湛えた大浪
(おおなみ)池が眼下に見えた。
山頂からポッカリと開いた噴火口を見
下ろす。
行く手に左から獅子戸(ししこ)岳、丸い噴火口の新燃(しんもえ)岳が見える。
その後方には霞たなびく高千穂峰が聳えている。天孫降臨の地に相応しいような山様だ。
尾根のコブのような獅子戸岳を経て、
新燃岳を目指す。
途中に咲いていた何とかキキョウ?と何とかアザミ?
新燃岳の火口に着くと、かすかに硫黄の
臭いのする巨大な噴火口が眼下に展開
する。
火口の左側を半周して、一番右側あたり
に見える新燃岳山頂に向かう。
遠方に小さく頭を出しているのは高千穂峰。
新燃岳山頂で、みそ汁付の弁当を食べ、
コーヒーをいただきながら、小1時間ほど
寛ぎ、前方に見える中岳に向かって下る。
高原状の中岳を通り、高千穂峰との広い
鞍部にあるゴールの高千穂河原(右下)
へ下っていく。
霧島神社古宮跡から下ってきた中岳を
振り返ると、意外に高く見えた。
ともあれ、秋晴れのもと、楽しい山旅が
満喫できた。