苗 場 山 2145m |
1 第3日目 行程
和田小屋(8:45・リフト搭乗)かぐら第5ロマンスリフト終点(9:57)神楽ヶ峰(10:38〜10:47)苗場山
(11:45〜12:08)神楽ヶ峰(13:15〜13:30・スキー滑走)ロープウェイ山頂駅(14:32)
2 記録
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平19総使第371号)」
宿泊した和田小屋を後にし、リフト
で上に上がる。
一番上まで行けるかぐら第5ロマ
ンスリフトは、9時30分始発となっ
ている。
リフト終点から、いよいよスキーを
リックにくくりつけ登っていく。
三分の一ほど登った所から神楽ヶ
峰(一番左の高いところ)を見上げ
る。
神楽ヶ峰(2,030m)には、40分
ほどで着いた。
ここでスキーとスキー靴を置き、目
の前に見える苗場山を目指す。
頂上は、平たいところの一番右側
にある。
一週間前に、雪が多く半分ほど登っ
て引き返したという人と、たまたま
一緒になり、茶色く見える狭い岩尾
根に沿って、登っていく。
急なために灌木に掴まりながら、
この尾根をまっすぐに、一歩一歩
足場を確保しながら、登っていく。
同行者の話では、雪崩で落ちると
、下の谷まで止まらないという。
きつい尾根を登り切ると、広いひ
ろい雪原に出る。真ん中の高いと
ころが頂上である。
半分雪に埋もれた山小屋(遊仙閣
)の横の、リックを置いている辺り
が苗場山山頂だという。
同行者はこの小屋の関係者なの
だろう、しきりに小屋の写真を撮っ
ていて、営業は、6月になると話し
いた。
山頂から、今はまっ白だが、美し
い池塘が点在するという広大な湿
原を見下ろす。
昨日登った草津白根山や谷川岳
が見える。妙高山や北アルプスを
遠望できるときもあると言う。
遠くに見える尾根の真ん中が神楽
ヶ峰である。
同行者と別れ、ここから、狭くて急
な尾根を再び下っていく。
途中で、夏道があるらしい左側の
雪面を下ろうとしたのだが、急な上
に雪が柔らかく、掴むところもない
ので、引き返し、登ってきた雪と岩
と灌木の尾根を下る。
1時間ほどで神楽ヶ峰に帰り着く。
ここから、真ん中の丸い尾根に向か
って、スキー滑降だ。
今年のスキーシーズンの締めくくり
なので、おおきくゆっくりと弧を描き
ながら滑っていった。