九 重 山 11791m
   2008年5月22日

行程
  牧ノ戸峠(8:07)→扇ノ鼻分岐点(9:15)→九住山(10:20)→中岳(10:56)→法華院温泉小屋(13:08)→坊ガツル→雨ヶ池越→くじゅう登山口(15:06)

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平19総使第371号)」

登山ルートを赤線
で示す。

S氏とともに九州登山に来て、英彦山から九重山
へ向かう途中の、飯田高原から九重連峰を望む。
中央の茶色い所が硫黄岳である。

牧ノ戸峠から一登りした沓掛山(くつかけやま)
付近から、中央に少し凸状に出ている中岳を
見上げる。
左は星生山(ほっしょうざん)だろう。

東に阿蘇山が霞んで見える。
地元の登山者によると、涅槃の形をしていて、左が
顔、中央の高い所が胸の上で合掌している所で、
一番右の少し高くなったところが足先と言っていた。
中央の高いところが高岳で、標高は1592m(ひご
のくに、肥後国)とも説明してくれた。

平らな西千里ケ浜まで来ると、久住山が間近に見
える。

久住山から硫黄岳の噴煙を見下ろす。
左の高い山は星生山で、私の古い案内書には
登山禁止となっていたが、解除されたのだろう
登っておられる人がいた。

久住山から一度下り、天狗ヶ城に登り直すと、中岳
が目の前に見える。

中岳山頂に着く。
展望は申し分なく、九重連峰の山々はもちろん、
東に阿蘇山、北に双コブの由布岳、南に明日登る
予定の祖母山が雲の上に顔を覗かせていた。

中岳山頂から振り返ると、御池の向こうに先ほど
登ってきた久住山が見える。
右遠方に見えるのは星生山だろう。

中岳から下る途中に、赤いクサボケが咲いていた。

法華院温泉小屋の赤い屋根と広々とした坊ガツ
ルが見えてきた。
私の案内書には無かったのだが、道路がここまで
付いていたのには、少々がっかりした。
この後、道路をしばらく歩き、雨池ヶ越を目指すの
だが、ここも歩きやすい静かなルートだっただけに
、雰囲気を中断させるような道路建設には、もう少
し配慮が欲しかったように感じた。

牧ノ戸峠登山口から登りはじめる。

久住山山頂に着く。

ともあれ、無事、くじゅう登山口に帰り着く。
暑くもなく寒くもない好天気のもとで、広々とした九重山の山々を十分に楽しめた一日でした。

日本百名山一覧表