高妻山 2353m
 2007年5月24日

行程
戸隠キャンプ場4:25 → 一不動5:50 → 五地蔵6:39 → 高妻山8:19〜8:49 →
五地蔵9:45 → 一不動10:28 → 戸隠キャンプ場11:35

戸隠キャンプ場を出発し、隣接する平
坦な戸隠牧場の中を通って一不動へ
向かう。
稜線の一番低い凹地あたりが一不動
で、そこから右のピークである五地蔵
へ登っていく。

2箇所の鎖場を通って、朝日が当たりはじめ
た一不動に着く。建物は避難小屋である。
ここから五地蔵まで尾根筋を登っていく。

五地蔵から高妻山を眺める。アップダウン
はあるが、ここまで残雪はなく順調に進む。

八薬師あたりから残雪があり、簡易アイゼ
ンを付ける。
山頂に近づくにつれて、急な積雪面となり
、一歩一歩ステップを刻み、灌木や笹を掴
みながら慎重に登っていく。

8時を過ぎに高妻山山頂に着いた。
よく晴れ渡り360度の展望だ。

まだ時間が早く、見えている左の尾根を
通って乙妻山へ行こうとしたが、ルートが
雪に埋もれていて急な落ち込みがあり、
安全を期して取りやめた。
バックの山は、真ん中が明日登る予定の
火打山で、右が妙高山である。
頂上直下の雪面では、まだ雪が柔らかく
なっておらず、足を滑らすと止まりそうも
ないので、後ろ向きになり、ステップを刻
みながら、一歩一歩下っていった。
この時期、この山域の山に早朝登るとき
は、本格的なアイゼンとピッケルを用意し
た方が安全であるということがよく分かっ
た。

牧場まで下りてきて、五地蔵を振り返る。
この後、時間があったので、登山口近く
の牧場内にある喫茶店のテラスで、春風
に拭かれながらコーヒーを片手に登山日
誌を書いた。

日本百名山一覧表

「この地図の作成に当たっては、
国土地理院長の承認を得て、
同院発行の数値地図50000(
地形画像)及び数値地図50m
メッシュ(標高)を使用したもので
ある。(承認番号 平19総使、
第371号)」