火 打 山 2462m
 2007年5月26日

1 行程
  笹ヶ峰キャンプ場4:25 → 黒沢橋5:04 → 富士見平6:30 → 高谷池ヒュッテ6:55〜7:51 →
  火打山8:59〜9:19 → 高谷池ヒュッテ10:05〜10:35 → 笹ヶ峰キャンプ場12:20
  

2 記録

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の
承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画
像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したも
のである。(承認番号 平19総使、第371号)」

笹ヶ峰キャンプ場に隣接した新しくできた登山口に
入山届けを出し、4時半に出発する。

黒沢橋から急な十二曲りを登りきると、支尾根に着く。
ここからは、緩い残雪の斜面が続く。

途中から道は完全に雪に埋もれ、軽アイゼンを付ける。
前日に出会った下山者から、ガスれば分かりにくいかも
しれない、と聞いていたが、今日は晴れていて、林間に
下げられている赤いテープを目印にして、雪面を進む。

標識が見当たらず正確な位置
は分からないが、富士見平と
思われる場所に着く。
火打山が雪原の向こうに現れ
た。
しばらく休んでから、見えている
高谷池ヒュッテを目指し、黒沢
岳の中腹を滑らないように注意
しながらトラバースしていく。

高谷池ヒュッテに7時に着く。
まだ雪面が堅く、軽アイゼンで
は心許ないので、親切な小屋
の主人のアドバイスもあって、
コーヒーを飲みながら約1時間
ゆっくりする。
まだ朝が早く登山者は私1人
だったので、コーヒーは小屋
の主人が入れてくれ代金100
円を支払う。
すると、これからはセルフでお
願いしますとのこと、山小屋の
仕組みが分からず、申し訳な
い。
ゆっくり休んだ後、小屋の前か
ら正面に見えている火打山を
目指して出発する。

雪に埋もれた広い天狗ノ庭を、適当に頂上の方向を
目指して進み、尾根に辿り着く。
写真に写っている頂上の雪面が、意外に急で、滑落
すれば止まりそうにないので、慎重にステップを刻みつ
つ登っていった。

火打山山頂へ9時に着く。春暖の頂上を1人で満喫す
る。
残雪の春山は、いいものですね。昨日の雨で1日待機
したのが正解でした。

妙高山が見える。
妙高山も登る予定だったが、
外輪山をトラバースするとことが急で、「先日も登山者が落ちたので、行かない方がよい
」との小屋の主人のアドバイ
スがあり、取りやめた。

帰りも小屋に寄り、今度は自
分でコーヒーを入れて飲む。
そうしている内に、多くの登山者が登ってきた。

反省点としては、こんなに雪が
多いとは想像もしていなかった
ので、次からは、念のためにア
イゼンとピッケルを持ってくるこ
と。そうでなければ、雪が緩む
遅い時間にみんなが登った足
跡を辿るのがよいかもしれない。

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