八ガ岳縦走 2899m 2005年6月1日 |
1 行程
美濃戸6:00→林道終点6:39→赤岳鉱泉7:24→赤岩ノ頭→硫黄岳往復8:40〜9:10→
赤横岳9:47→岳11:35→阿弥陀岳12:39→行者小屋13:44→美濃戸15:08
2 記録
登山する前々日の午後(前日は雨降りで、蓼科高原の友人宅に泊めていただいた。)、茅野市の町外れから、八ヶ岳を眺める。
道路の先の尖っている山が赤岳だろう。その左のなだらかな尾根が横岳、いったん凹んで少し尖っているのが硫黄岳と思う。
4時半に起きると、奥さんが、手作りパンなどの朝食を
、すでに用意されていた。そして、作っていただいたお
にぎり弁当を持って友人宅を後にする。
登山口の美濃戸を出発し、赤岳鉱泉には7時間半頃
に着く。前日の雨も上がり、登山日和となった。
赤岩ノ頭への登りで、樹間からはじめて顔を出した
赤岳(左)と阿弥陀岳(右)を見上げる。
林間を登り赤岩ノ頭に着く。これから尾根伝いに辿っ
ていく赤岳や阿弥陀岳がすぐ近くに見える。
せっかくの機会だから、硫黄岳まで行ってみる。
平らな頂上とは対照的に、火口がポッカリと落ち込
んでいた。
途中でゴミ拾いをしている若い人に出会い、聞いて
みると、「今日はゴミ拾いの日なので、各小屋で分
担して拾っている。」とのことであった。
稜線から横岳を眺める。
横岳から赤岳を眺める。ルート上の残雪はほとんど
溶けていたので、順調に登れた。
風もなく静かな赤岳山頂で、南アルプスの山々を眺め
る。板張りのテラスがあったので、靴を脱ぎ、おにぎり
弁当をいただく。いつもなら、カロリーメイトなど行動食
だが、おにぎりが一番食べやすいし、力が湧いてくる。
赤岳をいったん下り、これから登ろうとする阿弥陀岳
を見上げる。
阿弥陀岳から辿ってきた左から硫黄岳、横岳、赤岳を振り返る。
行者小屋でしばらく休んでから、一日待った効があ
って、晴天のもと、八ヶ岳を縦走できたことを友人に
感謝しながら、美濃戸へ下った。
登山ルートは赤線で表す。
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平19総使、第371号)」