剣岳(2998m)・立山(3015m)登山
2005年9月15日〜9月17日
第1日目
 立山駅15:00→美女平15:20→室堂ターミナル16:10→地獄谷→雷鳥沢野営場16:50
第2日目 剣岳
 雷鳥沢野営場5:10→別山乗越6:11→一服剣7:20→カニノタテバエ8:30→剣岳8:53〜9:32→剣山荘10:57〜11:16→別山乗越12:05→雷鳥沢野営場12:56
第3日目 立山
 雷鳥沢野営場4:43→別山乗越5:46→別山6:15→真砂岳6:55→大走りへの分岐点7:07→富士ノ折立7:35→大汝山7:50→雄山8:13→一ノ越8:55→浄土山9:40→雷鳥沢野営場10:58→室堂ターミナル11:55→帰宅 

室堂ターミナルから少し下ると地獄谷がある。黄色
い所から噴気が出ていて、硫黄の臭いが周囲に立
ちこめている。

雷鳥沢野営場にテントを張る。小雨も上がりガスも晴れ
、明日登る別山乗越(左端)が見えてきた。右端に見え
るのは真砂岳だろう。

雷鳥沢野営場から1時間ほどで別山乗越に着いた。
そこから朝日に照らされた剣岳を眺める。
実は、早朝にヘットライトを点け出発するが、分岐点で念
のために居合わせた登山者に道を尋ねたところ、間違っ
たルートを教えられ、歩いていくうちに、どうも方向が
違うと思い、野営場に戻り確認し直したため、出発が
遅れてしまった。
暗いうちは周りが見えないので、事前によく調べておく
必要がある。山登りは自己責任ということを再確認させ
られた。

剣岳が近くなってきた。赤い屋根の剣山荘へは行かず
に、左に見える尾根伝いに剣岳へ向かう。

一服剣から剣岳を見上げる。近づくと、ほんとうに登れ
るのかと思えるくらいの岩山である。

一番の難所、カニノタテバエに差し掛かる。長く急な
岩場であるが、要所要所に鎖やボルトが設置してあ
り、ホールドや足場はしっかりとしている。気合いを
入れて登ったら、すぐに終わってしまった。

剣岳山頂へ着いた。遙か眼下に富山平野が広がる。

剣岳山頂から、別山乗越とその向こうにひときわ高
い立山が見える。

山頂からの下りルートを見下ろす。この下にカニノヨ
コバエが控えている。
頂上から休まずに剣山荘まで下り、ここでコーヒーを
いただきながら、一息ついた。
時間があるので、小屋の人に剣御前の道を尋ねた
ところ、「ハイマツが道を覆っているので、行かない
方がよい。」と言われ、そのまま、雷鳥沢野営場へ
下った。

別山から真砂岳の方を眺めるが、ガスで頂上は見え
ない。

早朝、雷鳥沢野営場を出発し、昨日を同じルートを辿っ
て別山乗越に着く。そこから、浄土山(中央)の方を眺め
る。

真砂岳を登り越し、ガスのなか、ガラガラと岩の重な
り合った斜面を再び登って、大汝山を目指す。

大汝山山頂。相変わらずガスっている。

雄山山頂は雄山神社になっており、神主さんからお
払いを受ける。
この付近まで、早朝でもあり、ほとんど人に出会わ
なかったが、この後、土曜日ということもあるのだろう
あまりに多くの登山者がゾロゾロと登ってきたので、
あいさつも省略してしまった。

浄土山から室堂へ下ったあたりから、ガスの晴れ
てきた、右から雄山、大汝山、富士ノ折立を振り返る。

みくりが池あたりから、今朝登ってきた別山乗越方面
を眺める。ルートは左の尾根に付いている。
下方に見える雷鳥沢野営場まで、あと少しだ。
この後、下山し、家路についた。

日本百名山一覧表

日本アルプス等一覧表

登山案内書を読んでいると、剣岳には、カニノタテバエとかカニノヨコバエなど怖い所があると書いてあったの
で、怖いもの見たさで、そこを登ってみようと思い、ついでに立山も歩いてこようとテントを担いで出発した。

            行            程  日本百名山
 第1日目  自宅 → 立山室堂ターミナル → 雷鳥沢野営場   剣  岳
 第2日目  雷鳥沢野営場 → 剣岳 → 雷鳥沢野営場   立  山
 第3日目  雷鳥沢野営場 → 立山室堂ターミナル → 自宅

登山ルートは、赤線で表す。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。
(承認番号 平19総使、第371号)」