剣 山 1955m
2003年12月2日(2006年4月25日)

1 行程
  奥祖谷二重かずら橋6:30→丸石避難小屋7:48→丸石8:17→次郎笈9:12→剣山9:54〜10:21→
次郎笈→丸石11:21→石丸避難小屋11:40→奥祖谷二重かずら橋12:46


2 記録

12月ともなると、なかなか夜が明けず、出発は6時半と
なった。奥祖谷二重かずら橋から丸石避難小屋へのコ
ースは、案内書に国体コースとして整備された歩きやす
い道と書いてあったが、年月が経ったのだろうか、少し
荒れてきていた。避難小屋から笹の茂った尾根道を行
くと丸石に着く。
丸石山頂からは、写真のように背の低い笹が生えてい
る尾根道で、視界を遮るものはなく、次郎笈(右)と剣山
(左)がよく見える。
ただし、丸石と次郎笈の中間に剣山スーパー林道から
上がってくる登山道が合流する地点までは、道に笹が
覆い被さって歩きにくく、その上、笹に着いた霧氷でズ
ボンが濡れてしまい、堪らず雨具の下だけ履いた。

次郎笈が近づいてきた。天気はよく暖かそうに見えるが
、薄手のスキー帽しか持って来なかったので、次郎笈の
登りあたりから、風が強く吹きつけ、頭が痛くなるくらい
寒かった。

次郎笈の頂上から、剣山を見る。寒いのであまり休ま
ずに、すぐ出発する。

この気持のよいルートを登り切れば山頂だ。

10時前に剣山に着いた。山頂は広くて、30分近くあ
ちこちと見て回ったが、12月の平日ともなると、さすが
に人影は見当たらなかった。

頂上から引き返す途中で、次郎笈を眺める。右上の
遠方に小さく見える三角形の山は三嶺だろう。

次郎笈を下ったあたりから、丸山(真ん中の一番高い
山)を眺める。この後、丸山を越え、来た道を下り、1
時前にかずら橋に着いた。
結局、誰とも出会わずに、冬晴れの剣山を、一人で楽
しめた山行でした。

日本百名山一覧表

3 2006年4月25日の記録

  前回と同じコースを、三嶺などを登った帰りに、天気もよく、日程も余ったので、再び登った。
  3年前に登った時より、手入れがされていないのだろう、かずら橋から丸石避難小屋のある尾根まで
 は、笹などが道に被さってきて歩きずらく、だいぶ荒れてきていると感じた。しかし、道自体は、しっかり
 しているので迷うことはない。
  それと、前回気になった、剣山スーパー林道から上がってくる道との合流点までの笹は、三嶺等を歩
 いてきたからか、四国の山はそんなものだということが分かり、気にならなかった。
  飛び入りで登ったので、地図も持ってなかったが、以前と同じようなコースタイムで、快適な尾根歩き
 をしてきました。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第371号)」

登山ルートは、赤で表す。