白 山 2702m
2003年9月10日〜11日
第1日目
 市ノ瀬5:17→チプリ尾根避難小屋8:50→御舎利山(別山往復)10:33〜11:04→南竜ヶ馬場キャンプ場13:15
第2日目
 南竜ヶ馬場キャンプ場5:15→室堂平6:50→千蛇ヶ池8:10→大汝山8:40→七倉ノ辻9:23→白山前釈迦岳11:30→釈迦新道登山口13:20→市ノ瀬14:35

市ノ瀬から白山を見上げる。ここから右の千振尾根に
取り付き、ブナなどが鬱そうと茂るなだらかな尾根道を
登っていった。
3時間半ほどでチブリ尾根避難小屋に着き、ここで大休
止した。

小屋からしばらく行くとジグザグとした急な登りとなる。
麓からは頂上が見えたのに、森林限界を越えるあたり
から、ガスってきて見晴らしはきかない。
1時間半ほどで御舎利山にたどり着く。何も見えないが
、せっかく来たのだからと、リックを置いて、すぐそこの
別山を往復する。

そのうち小雨も降りだし、カッパを着てガスのなか尾根
筋を辿り、南竜ヶ馬場キャンプ場へ1時過ぎに着いた。
早く着いたが、することがないので、定番であるカレー
を作って食べ、早く寝た。

翌朝も相変わらずガスっていた。室堂平まで来ると立
派な宿泊施設があり、この周辺で5〜6人の登山者に
はじめて出会った。
小屋から一登りすると最高峰の御前峰に着く。

御前峰から下り「お池めぐり」ルートを辿るが、ガスって
いて、池らしいものがかすかに見える程度である。道が
入り組んでいるので標識を頼りに登り返し大汝峰に着
いた。

風が強いので早々に大汝峰を後にする。七倉ノ辻まで
来ると、風がやや治まり薄日も射してきた。

七倉ノ辻から市ノ瀬まで、高低差1700mの長い下り
がはじまる。しばらく下るとガスが取れてきたので下を
見るのだが、下っても下っても麓は見えてこない。
右の白山釈迦岳を越えて下山ルートは続く。

白山釈迦岳を越えると、ずっと先に麓が見えてきた。
誰とも出会わなかったので、足でも挫いたら大変だと
思い慎重に下る。2時半頃、やっと市ノ瀬に着いた。
余談だが、登山道に栃の実が落ちていたので、内緒
でポケットに入れて持って帰り、栃餅づくりに挑戦した
が失敗してしまった。
そんなこともあって、天気の良い日にまた登りたいル
ートだった。

日本百名山一覧表

2日間の予定で、テントを担ぎ左回りで白山を歩いてきました。赤線はその登山ルートです。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第371号)」