大 山 1729m
2003年5月2日

前日に、北側から大山を遠望する。

大山寺の宿坊などを見ながら、樹林の中の道を進み、
ゴロゴロした急な登山道を登っていくと、2時間弱で弥
山の頂上に着いた。
弥山から最高峰の剣ヶ峰を眺める。その昔、高校生の
時は、両側が切り落ちた痩せ尾根を通って縦走できた
のだが、今は立ち入り禁止となっている。

天気はよく、周囲の眺めはよいのだが、風が意外と冷
たい。大山頂上避難小屋に少し立ち寄って、寛ぐ間も
なく下山してしまった。

元谷まで下って、大山の北壁を見上げながら、大休止する。まだ10時過ぎ、時間が余ってしまった
ので、今度は、向かって左側の象ヶ鼻へ登ることにした。

このコースは、登山者も少なく岩壁の近くを登るので
迫力もあり、変化に富んでいてなかなかおもしろい。
象ヶ鼻から上に行ってみたら、天狗ヶ峰への途中で道
が完全に崩壊して岩場化しているのが見えた。
振子沢まで下りてくると山スキーをしている人がいた。
あっという間に小さくなっていく姿を見ながら、次回は
スキーを担いで来たいものだと思った。
なお、三鈷峰へは、地震で道が崩壊し登られなかった。

風格のある大神山神社まで戻ってきた。
今回は、いったん下ってから、また登り返すという、予
定外の行動をしたので、後半部は水がなく、喉が乾い
て辛かった。
「水は余分に持って登ること。」というのが、反省点です。

日本百名山一覧表

1 行程
  大山寺登山口6:30→弥山8:20→元谷避難小屋10:20→ユートピア避難小屋12:00→ 象ヶ鼻13:00→ユートピア避難小屋→下宝珠越→大山寺登山口14:30 

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図50000(地形画像)及び数値地図50mメッシュ(標高)を使用したものである。(承認番号 平19総使、第371号)」
登山ルートは赤で表す。

2009年5月31日に同コースを登ったが、変わ
らないため省略。